古代エジプト女性になった気分でメイク。まずはメイク道具から。

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古代のメイク道具に興味がある方必見です。ステキな道具がそろっています。

さあ、古代エジプトの宴会に行く前にばっちりキレイになりましょう。

メリトの化粧箱 紀元前1338年-1351年頃 新王国時代 第18王朝 トリノ・エジプト博物館蔵
メリトの化粧箱 紀元前1338年-1351年頃 新王国時代 第18王朝 トリノ・エジプト博物館蔵

画像の上でクリックまたはタップすると大きい画像が出ます。また、画像の左下にある「引用元」のリンクをクリックしていただければ、元のファイルをご覧になることができます。「引用元」の表示が無いものは、この記事内に掲載したpublic domain の元ファイルから、解説のために必要な部分を拡大したものです。

目次

監督官カーとメリト夫妻

夫妻の墓から出土した品々(トリノ・エジプト博物館収蔵品)

長い間盗掘の魔の手から逃れていた、新王国時代のカーとメリト夫妻の墓。

夫妻の埋葬室には多くの日用品が運び込まれていました。

椅子などの家具や壺、彫像、装飾箱、化粧箱、布製品…。

壺や水差し、ボウルなど トリノ・エジプト博物館蔵
壺や水差し、ボウルなど トリノ・エジプト博物館蔵

引用元:壺や水差し、ボウルなど Hans Ollermann CC-BY-2.0

双耳壺 トリノ・エジプト博物館蔵
双耳壺 トリノ・エジプト博物館蔵

引用元:双耳壺 Didia CC-BY-SA-3.0

埋葬室からはここで完璧に生活が営めると言ってもいいほどに、多くの日用品が発見された。生前に運び込まれたこれらのものは、取りも直さず、カーとメリトが来世での生活を信じていたということを物語っている。

『トリノ・エジプト博物館』 朝日新聞出版 p19.

どれもとても立派なものですね。

夫カー( Kha )の立像

椅子の上のカー立像 トリノ・エジプト博物館蔵
椅子の上のカー立像 トリノ・エジプト博物館蔵

引用元:カー立像 Kingtut CC-BY-SA-2.5 CC-BY-SA-3.0-migrated

『トリノ・エジプト博物館』(朝日新聞出版)によると、カー氏とは、

第18王朝のアメンヘテプ3世(在位紀元前1388~前1351年)時代に、書記から王墓の監督官にまで上りつめ、「偉大な墓の監督官」の称号を与えられた人物。

『トリノ・エジプト博物館』 朝日新聞出版 p.16.

とのことですが、カー氏の立像は椅子に載せられ、足元には「ドライフラワー」の花輪も置かれていました。 

両腕を下ろし、掌を後ろに回したボーズは謙遜を示すと言われているのだそうです。

像が載っている椅子は、日常用のものを高価な素材で作り直したものだと考えられています。

立像が椅子に載っている理由について、「カーが王位につく資格を持っていたことを意味するとの見解を唱える学者もいる」ということです。

カー立像
カー立像

引用元:カーの立像 Jean-Pierre Dalbera CC-BY-2.0

夫妻の姿が描かれた装飾箱

装飾箱(木製) トリノ・エジプト博物館蔵
装飾箱(木製) トリノ・エジプト博物館蔵

引用元:装飾箱 Emanuela Meme Giudic… CC-BY-3.0

この装飾箱について、

カーの墓から出土した16個の装飾箱のひとつで、用途は不明。側面には幾何学模様のほか、カー夫妻とその息子の絵などが描かれている。

『トリノ・エジプト博物館』 朝日新聞出版 p.21.
装飾箱 トリノ・エジプト博物館蔵
装飾箱 トリノ・エジプト博物館蔵

引用元:装飾箱 Kingtut CC-BY-SA-2.5 CC-BY-SA-3.0-migrated

妻メリト(Merit) のマスク

メリトのマスク トリノ・エジプト博物館蔵
メリトのマスク トリノ・エジプト博物館蔵

引用元:メリトのマスク Pava CC-BY-SA-3.0

メリトのマスク
メリトのマスク

引用元:メリトのマスク Gianni Careddu CC-BY-SA-4.0

マスクは高さ52㎝×34㎝。材質はリネン、金箔以外に、黒曜石、アラバスタ―、青色ガラスなど。

リネンの上から金箔をかぶせたマスクで、ミイラの顔を覆っていた。サイズが大きいのは、カーが自分用につくらせたものを、先に死亡した妻メリトのものとしたとされる。

『トリノ・エジプト博物館』 p.21.

ちなみに、下はカーのマスクです。

カーのマスク トリノ・エジプト博物館蔵
カーのマスク トリノ・エジプト博物館蔵

引用元:カーのマスク Hans Ollermann CC-BY-2.0

カーのマスク
カーのマスク

引用元:カーのマスク Pava CC-BY-SA-3.0

メリト奥様のかつら

メリトのかつら トリノ・エジプト博物館蔵
メリトのかつら トリノ・エジプト博物館蔵

引用元:メリトのかつら Kingtut CC-BY-SA-2.5 CC-BY-SA-3.0-migrated

素材は人毛で、「耳を覆い、頭部全体を包み込むようなスタイルは、第18王朝時代の流行」だったようです。

関連記事(hanna_and_art’s blog):古代エジプトでかつらをかぶる。

メリト奥様の化粧箱

メリトの化粧箱 紀元前1338年-1351年頃 新王国時代 第18王朝 トリノ・エジプト博物館蔵
メリトの化粧箱 紀元前1338年-1351年頃 新王国時代 第18王朝 トリノ・エジプト博物館蔵

引用元:メリトの化粧箱 Jean-Pierre Dalbera CC-BY-2.0

内部が5つの区画に分かれた木製化粧箱。化粧クリームや、アイシャドー用のコール墨が入った容器のほか、銅製のカミソリ、櫛などの化粧道具が入った状態で出土した。

『トリノ・エジプト博物館』 p.21.

関連記事(hanna_and_art’s blog):古代エジプト女性になった気分でメイク。まずはメイク道具から。

メイク道具あれこれ

コール用容器、カミソリ、毛抜き、砥石、手鏡

毛抜き、コール入れ 新王国時代 メトロポリタン美術館蔵
毛抜き、コール入れ 新王国時代 メトロポリタン美術館蔵

引用元:毛抜き、コール入れ

メトロポリタン美術館の解説はこちらです。

新王国時代(紀元前1550年-紀元前1458年頃)のコール用容器、カミソリ、毛抜き、砥石、そして手鏡です。

コール用容器(コール入れ、コールチューブ)が驚くほどモダンというか、お洒落ですね。

宝石箱、銀のピッチャー、コール用容器、カミソリ2本、砥石、毛抜き

宝石箱、毛抜きなど 新王国時代 メトロポリタン美術館蔵
宝石箱、毛抜きなど 新王国時代 メトロポリタン美術館蔵

引用元:宝石箱

メトロポリタン美術館の解説はこちらです。

新王国時代(紀元前1504年頃-紀元前1447年)のNeferkhawet (「ネフェルカウエト」という表記でいいのかな?)という人物の墓から出土した宝石箱、銀のピッチャー、コール用容器、カミソリ2本、砥石、毛抜きです。

トトメス3世の名が記された壺

トトメス3世の名が記された壺 メトロポリタン美術館蔵
トトメス3世の名が記された壺 メトロポリタン美術館蔵

引用元:トトメス3世の名が記された壺

メトロポリタン美術館の解説はこちらです。

有名メーカーの高級化粧品のクリーム容器(アンチエイジング)みたいですね。

トトメス3世の名が記されている壺。トトメス3世は第18王朝、新王国時代のファラオです。

ガラスに似た素材でできていて、中には化粧用の青い粉が残っていたそうです。アイシャドーでしょうかね。

(参考:「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」(2014-2015))

関連記事(hanna_and_art’s blog):トトメス3世妃の頭飾りと東京国立博物館所蔵「婦人頭飾断片」

コール(コホル)容器いろいろ

古代エジプトの化粧といえば、アイメイク。

「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」(2014-2015)によると、「強い日差しから守るため、目のまわりに顔料を塗ったのがはじまり。コホルという化粧墨(ずみ)が多く使われていた。」とあります。

コール

コール(コホル)は、Kohl, Khol, Kohol とも表記されます。日本語では「方鉛鉱(ほうえんこう)」。

方鉛鉱
方鉛鉱

引用元:方鉛鉱 Ivar Leidus CC-BY-SA-4.0

容器は、アラバスター(雪花石膏)製のポットの形をしたものや、ファイアンスの細長いものが古代エジプト展などではよく来る気がします。お洒落な容器も多いです。

コール用容器とスティック

コール用容器とコール・スティック メトロポリタン美術館蔵
コール用容器とコール・スティック メトロポリタン美術館蔵

引用元:コール用容器とスティック

メトロポリタン美術館の解説はこちらです。

紀元前1635年-紀元前1458年頃、第2中間期と新王国時代の間くらいのコール壺とスティック。

スティックで壺に入れた化粧料を混ぜたり、塗ったりしたようです。

ブロンズ製のコール・スティック

ブロンズ製のコール・スティック エジプト 紀元前1575年-紀元前1194年
ブロンズ製のコール・スティック エジプト 紀元前1575年-紀元前1194年

引用元:コール・スティック https://wellcomecollection.org/works/knywrebn CC-BY-4.0

指でアイシャドーを塗ることもあると思いますが、現代ではチップやブラシを使うように、当時の人びともスティックを使用して塗っていました。

 彼女たちの用いた黒の化粧料は、香りのある樹脂やアーモンドの果皮を黒焼きにして粉にしたものや、硫化アンチモンやマンガンを原料にしたものであった。それを象牙または細い木の棒でまぶたにぬった。この化粧料はコール( Kohl )とよばれていた。彼女たちは、コールをまつげや、マユ毛の下の皮膚にも手間をかけて根気よくぬった他、おしゃれな女はコールをぬった外側に、さらに緑色の絵具をぬった。マユ毛には方鉛鉱や硫化鉛をつけた。

『西洋化粧文化史』 青木英夫(著) 源流社 p.24.

スティックを使えば、下の画像のような細長い容器でも奥まで届きますもんね。

アメンヘテプ3世とシトアメン王女の名が刻まれた筒状コホル入れ

コール用容器 メトロポリタン美術館蔵
コール用容器 メトロポリタン美術館蔵

引用元:コール用容器

メトロポリタン美術館の解説はこちらです。

綺麗な青色ですね。

こちらは筒状のコール入れです。高さ14.4㎝、直径1.8㎝の大きさ。

新王国時代第18王朝(紀元前1390年-紀元前1352年頃)のもの。 

メトロポリタン美術館の解説には、「コール・チューブ」( Kohl Tube )となっています。

「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」(2014-2015))には、「アメンヘテプ3世とシトアメン王女の名が刻まれた筒状コホル入れ」と説明があり、国王から与えられた記念品だと思われるとのこと。

ガラス製のコール用容器(コール・チューブ)

コール・チューブ 紀元前1400年ー紀元前1300年頃 新王国時代 ガラス製 ウォルターズ美術館蔵
コール・チューブ 紀元前1400年ー紀元前1300年頃 新王国時代 ガラス製 ウォルターズ美術館蔵

引用元:柱型のコール・チューブ Walters Art Museum CC-PD-Mark CC-BY-SA-3.0

神殿などに使われた柱のような形で、高さ 9.7 × 直径 3.5 cm の大きさです。

メリトさんの化粧箱にも似たような容器がありましたよね。

ハトシェプスト王妃の名が刻まれたコール用容器

ハトシェプスト王妃の名が刻まれたコール入れ メトロポリタン美術館蔵
ハトシェプスト王妃の名が刻まれたコール入れ メトロポリタン美術館蔵

引用元:ハトシェプスト王妃の名が刻まれたコール入れ

メトロポリタン美術館の解説はこちらです。

トトメス3世妃、「神の妻」ハトシェプスト王妃の名が刻まれた、コールを入れる容器です。

7本の筒にはそれぞれ違う化粧料を入れていたようです。

女性形のコール用容器

コール用容器 新王国時代 ジュネーヴ美術・歴史博物館収蔵品
コール用容器 新王国時代 ジュネーヴ美術・歴史博物館収蔵品

引用元:コール用容器 Rama CC-BY-SA-3.0-FR CC-BY-SA-2.0-FR

紀元前1550年以降、新王国時代のもの。大きさは長さ5.8㎝、高さ7.7㎝、幅2.5㎝です。

関連記事(hanna_and_art’s blog):トレンドは黒で縁取ったアイラインとオークルの肌!(古代エジプトの化粧)

本当の用途は不明?化粧用スプーン

泳ぐ乙女の形の「化粧スプーン」

泳ぐ乙女の形の「化粧スプーン」 新王国時代 ルーヴル美術館蔵
泳ぐ乙女の形の「化粧スプーン」 新王国時代 ルーヴル美術館蔵

引用元:泳ぐ乙女の形の「化粧スプーン」 CC-BY-SA-3.0-migrated CC-BY-SA-2.0

ルーヴル美術館のサイトはこちらです。

以前のルーヴル美術館のサイトでは「泳ぐ乙女の形の「化粧スプーン」」との日本語名で紹介されていました。

紀元前1400-紀元前1300年頃、新王国時代、第18王朝末期のもの。長さ34cm、幅7cmです。

通常は「化粧スプーン」と呼ばれているが、はっきりした汚れや染みが残っていないことから、実際の用途は確証されていない。壊れやすく、繊細で美しいこの品は、美術品であるとともに、性生活あるいは単に日常の暮らしに幸福をもたらすお守り、あるいは魔よけだったのではないかと推測される。

(以前のルーヴル美術館の解説から一部抜粋)

「壺をかつぐ乙女のスプーン」

「壺をかつぐ乙女のスプーン」 新王国時代 ルーヴル美術館収蔵品
「壺をかつぐ乙女のスプーン」 新王国時代 ルーヴル美術館蔵

引用元:「壺をかつぐ乙女のスプーン」 Rama CeCILL CC-BY-SA-2.0-FR

ルーヴル美術館のサイトはこちらです。

紀元前1350年-紀元前1250年、新王国時代、第18王朝末期または第19王朝初期のもので、高さ31.50cm、幅7cmの大きさ。

上のWikipediaの画像では壺が下向きになっていますが、ルーヴル美術館のサイトでは、蓋(壺)が本来の位置に戻っています。

謎に包まれた用途

この作品の用途にいては、まだ何も解明されていない。蓋付きのスプーン状入れ物は、浅く彫られているので、化粧用スプーンとして使用されたのではないかと思われていた。しかし、それならば、化粧品の油性物質や色の跡が残存しているはずだが、木は完全に清潔な状態で、頑丈にできていない取っ手にはしみも付いていなければ使用した形跡もない。

綿密に彫られた花束や、縛られた野性の鳥獣類は、神への供え物を意味するモチーフである。このようなモチーフが転じて、人から人への贈り物にも適用されるようになったのではないかと考えられる。新王国時代の上流階級の空想世界を反映した魅力的なモチーフの体系ともよく一致しているようだ。このようなスプーンは、ファイユーム地方のメディネト・エル=グローブ王宮の貴婦人たちの墓などで発見された。

(以前のルーヴル美術館の解説から一部抜粋)

化粧用パレット

化粧用パレットは、アイライナー、アイラインにするためのコールや孔雀石、ラピスラズリなどの鉱物を細かくすり潰し、スティックで混ぜ合わせるのに使用されました。

パレットの形には、サカナ以外の動物もあります。

魚形の化粧用パレット

化粧用パレット ベルリン、エジプト博物館蔵
化粧用パレット ベルリン、エジプト博物館蔵

引用元:化粧用パレット Einsamer Schütze CC-BY-SA-3.0,2.5,2.0,1.0

化粧用パレット 紀元前3600年頃-紀元前3200年頃? ルーヴル美術館蔵
化粧用パレット 紀元前3600年頃-紀元前3200年頃? ルーヴル美術館蔵

引用元:化粧用パレット Rama CC-BY-SA-3.0-FR CC-BY-SA-2.0-FR

ルーヴル美術館のサイトはこちらです。

ナルメル王のパレット

『ナルメルのパレット』 エジプト考古学博物館蔵
『ナルメルのパレット』 エジプト考古学博物館蔵

引用元:ナルメル王のパレット

紀元前3000年頃に上下エジプトを統一したナルメル王を描いたパレット、教科書や資料集に載っているのを見たことがあるという方、多いのではないでしょうか。

右が表で、左が裏。

このパレットの用途は、

元来は鉱物を砕いてアイシャドウの顔料をつくるための石皿。表側〔右〕中央の丸い窪みはその名残りで、これはもはや実用から離れた、神殿への奉納用だったと考えられます。

『芸術新潮 2009年9月号』 p.22.

いいメイクはいい道具から、というところでしょうか。

こちらも参考になります

主な参考文献
  • 『トリノ・エジプト博物館』 朝日新聞出版
  • 「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」(2014-2015) 
  • 『西洋化粧文化史』 青木英夫(著) 源流社
  • 『芸術新潮 2009年9月号』
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コメント

コメント一覧 (38件)

  • 石山藤子 (id:genjienjoy)様
    コメントを残して下さって有難うございます。
    石山様の展開されている雅な世界のみどりの黒髪とは趣が違いますが、まずは保存状態の良さにびっくりですよね。
    今回は「メイク特集」にするつもりが、長くなるので「道具編」にし、この後顔に塗ったり、頭に被ったりしたいと思います。
    お付き合いいただいて、有難うございました。またどうかよろしくお願い致します。

  • 蝶々 (id:miko1221)様
    今回も嬉しいお言葉を有難うございます。
    現代でも使えるメイク法にアクセサリー。まあ、おカネも時間もある王侯貴族のものだったのでしょうが、同じような道具を使用しているところにとても親近感を覚えます。
    特集はまだ続きます(笑)。
    ぜひまたよろしくお願い致します。
    有難うございました。

  • どんぐり (id:saki-compass)様
    返信遅くなって申し訳ありません。
    ブックマークしてくださって有難うございました。こちらの欄からお礼を申し上げます。
    かつら、いい保存状態ですよね。
    下々には贅沢品で、王侯貴族にしか許されない特権だったのでしょうが、誰が提供したのか、提供するのが決まった役割なのか、気になります。
    興味が尽きませんが、こうしたことを書いてある本って少ないんですよねえ(-_-メ)。
    今手元にあまり資料は無いのですが、かつらモノはこの後の「髪形特集」でまたやりたいと思います。
    ぜひまたお付き合いくださいますようお願い致します。

  • 佐馬鷹 (id:coatsofarms)様
    返信遅くなって申し訳ありません。
    書いたはずの返信が無くなっていて、更に遅くなってしまいました。
    コメント有難うございました。
    昔資料集で見た古代エジプトの遺物は「コワかった」のですが、今改めて当時の人々の生活用品を見ると、その素晴らしいデザインに驚かされます。
    そろそろ他の時代に行きたいと思っても、古代エジプトが面白すぎて、まだ行けそうもありません。
    今回ご紹介した品々が、佐馬鷹さんの創作活動の一助になれば大変嬉しいです。
    どうかまたお付き合いくださいますようお願い致します。
    有難うございました。

  • えんちゃんぐ (id:ennchang)様
    返信遅くなって申し訳ありません。
    コメント有難うございました。
    昔塗り過ぎて吹き出物が出て以来、遊びに行くときしかメイクしない私には本来何も言う資格が…(-_-メ)。
    剛毛ブームとかすっぴんブーム来ないかなー。ナチュラルさいこー!!って誰か言わないかな。
    20代の頃、美容師さんから黒髪を誉められ、カツラにするために売らない?と誘われたことがあります(笑)。
    失業して貧乏なとき、伸ばして売れないかなと真剣に考えましたね(笑)もうムリだよねぇ…(ノД`)・゜・。
    次回も古代エジプト特集です。
    またお付き合いくださいませ。よろしくお願い致します。

  • ko-todo (id:ko-todo)様
    ラノベ風の転生ものキタ――(゚∀゚)――!!
    返信遅くなって申し訳ありません。
    今回もコメントしてくださって有難うございます。
    はい、転生もの風味ですね。「転生したら旦那だった件」。「ゼロから始まる来世生活」。「黄金のマスクに溺愛されて困っています」。
    そんなベタなタイトルが浮かびました。
    お化粧の使い分け、あったんでしょうかね。気になります。
    前のブログを始めたのは自分だけの備忘録でしたが、今はちょっと変わって、この先誰かが同じような疑問を持って検索した時、本を探して調べものをする時の一助になればいいなあと思っています。
    今の手持ちの本、私の知識ではko-todo さんの疑問にお答えするのは難しいですが、調べてみたいですね。
    次回もまた古代エジプト特集です(^O^)。
    またお付き合いくださいませ。よろしくお願い致します。

  • ハンナさん、今回もエジプトの魅力をありがとうございます♡お化粧道具、今も昔も似ていますね。その頃のエジプトにタイムトラベルしたら、どれほど美しいものに出会えるだろう、とワクワクします。特に青色が美しすぎます💙びよーーーんです(๑>◡<๑) 美しくなりたい想いは昔も今も変わりませんね〜 ヽ(*´∀`) 私は最近、外出が減ってスッピンで過ごすこともあり、メイクが下手になってまーす(⌒-⌒; ) 今日も一日お疲れ様でした♡

  • おはようござる〜(*^▽^*)
    もう色んな細やかな部分が知れて大変嬉しいです😆基本メイクな部分ですけど、私もこれだけあればメイク終了しちゃいますwww
    やはりアイラインに力を入れてたのかなぁと思いました♬今も昔も変わらないですよね〜(*´∀`*)お菓子沢山ありが糖分💖(@ ̄ρ ̄@)
    家にこもってると甘いものが欲しくてwww
    図書館休館とのこと、見せて頂いて感謝です✨
    こちらこそ宜しくおたのもうします💕(*≧∀≦*)

  • Pちゃん (id:hukunekox)様
    遅くなって申し訳ありません。
    今回もコメントありが糖分★
    コスメ道具、普段使用しない人だと一瞬「?」てなるかもしれませんが、メイクするひとはすぐにそれが何かわかると思います。昔から形があまり変化していない。それを実際に使っていたひとがいたんだと思うと、すんごい親近感ですよね。
    小さい頃古代エジプトというと、ピラミッド、スフィンクス、壁画、ミイラ(男)のイメージだったのですが、「お化粧」の仕方・意味を通して、こうした化粧道具、かつらなど、ひとの生活がとても興味深く、知ることが楽しいです。
    次は顔を塗るか、頭に被るか、どっちがいいかなと考え中です。
    このブログで紹介している本は9割以上今手元にあるもので、既に手放してしまっていたり、実家に置いてある本は図書館でもう一度調べ直していました。しかし新型コロナウイルスの影響で図書館が休館になり結構不便(-_-メ)。記憶もヤバいくらい曖昧だし、手持ちだけだと資料が少ないなーと思っているのですが、楽しいのでやってみたいと思います。
    またどうかお付き合いください。🍩🍓🍡あげますから(^O^)

  • id:kagenogori様
    遅くなって申し訳ありません。コメント有難うございました。
    はい、私もタイムトラベルしたい時代はココですね。後世に残った資料の多さにもよるのでしょうが、王様以外の生活もわかり易く、中間管理職の皆さん、職人の皆さんに非常に親近感が湧くのです。
    そして高度な建築技術。
    もっと研究が進んだら、もっとスゴイものが見られるかもしれませんね(*´ω`)。楽しみだ~。
    またお付き合いくださいますようお願い致します。有難うございました。

  • まーたる (id:ma-taru)様
    コメントを有難うございます。遅くなって申し訳ありません。途中まで書いていたらネットがつながらないわ、保存できないわで今になってしまいました。
    いろいろお気遣いいただき、有難うございます。まだ手続き等で追われますが、仕事には既に戻っています。
    副葬品ですが、本当にこういうものって残っていて嬉しいです。しかも、ほぼカンペキな姿で。数千年前の様子が容易に想像できますよね。
    仰る「青」も、すっごくよくわかります!ガラスやラピスラズリの青も、「古代エジプト」と聞いた時点で美しさや神秘性が増すような気がしますよ(笑)。
    もっと研究が進んで、また新たな発見がされたら、当時のひとたちの感情や想いがわかるんでしょうかね。ロマンだー(*’▽’)
    やっぱりそこに愛はあったと思いたい。
    今回メイク特集と一緒にやりたかったのですが、欲張ると激長になるので、一旦終わって「メイク道具」特集になってしまいました。そろそろ別時代に飛びたくても、奥が深過ぎて、まだ飛べません(;^ω^)。
    どうかまたお付き合いくださいませ。
    よろしくお願い致します。

  • はっ!!
    お化粧用スプーンってビューラーだったんじゃないかな?
    現在でも、ビューラーでやるより自然になるからってスプーンでまつ毛カールする人いますよね?
    …(-_-)
    また…つまらない事を書いてしまった…。
    思いついちゃったもので^^;
    知性も教養のカケラも無いコメント、
    失礼しました~~~~==3

  • うり まさる (id:urimasaru)様
    お礼を申し上げるのに、コメント欄を使えばいいのかと今思いつきました💦。いつも励ましを有難うございます。 発掘者はイタリアの方なので、こちらの美術館にあるようです。ほんとによく残っていたなと思います。お宝を発見した時の興奮といったらすごかったでしょうねええ(=゚ω゚)ノ。

  • ことぶ㐂(ことぶき) (id:lunarcarrier)様
    さすが、ことぶ㐂さんは遠慮深いなあ(^O^)。
    私全部欲しいですから(笑)。
    黄金のマスクもかぶりたいですから。
    青のコール入れ、いいですよね。色がホントに素敵です。
    今回も見て下さって有難うございました。

  • 髪の毛はかつらだったんですね。
    しかし、いろいろな道具をどの様に使った?とかある程度分かるにしても、実際は違った用途で使用していたなんてことが有りそう!
    なにせ、化粧用スプーンの形が不思議すぎる。道具の感じからして…身長の割に手が大きかったのかな?そんな印象を受けました。
    まー日本でも、一輪挿しはもともと化粧道具(お歯黒ツボ)だったみたいですもんね。

  • schun (id:schunchi2007)様
    ①かつら。こんなに昔にこの技術、スゴイですよね。エジプトは暑くて、防虫対策の為にも頭を剃ったり、短くしていたそうですが、やっぱり髪の毛必要なのね的に思ってしまいます。
    ②メイクは王侯貴族にしか許されない特権だったり(権威の見せつけ)とか、おまじないだったりと、その時代、国によって意味は違いますが、私は「みんな私をご覧!!」な、盛った時代のものが好きです(笑)。
    ③どうせなら小道具に凝る。化粧品も超高価でしたでしょうから、恭しさ全開の容器にしたのでしょうね。香水瓶も素敵だし、私も欲しいものばかりです。
    お勉強になるほどのものではないなと思ってしまうのですが(なれば勿論いいけど)、「面白いな」「へええ」と一緒に思ってくださることが私には嬉しく、また光栄に思います。
    今回もお付き合いいただいて有難うございました。

  • おはようございます(*^^*)
    古代エジプトでは既に人毛のかつらがあったとは驚きです。
    誰から提供された髪なんでしょうね。
    そして、それが何千年も後に残っている…
    古代エジプトの高い文明に驚かされます。

  • 森下礼 (id:iirei)様
    コメントを有難うございました。
    今回、監督官カーが「生存中に」来世のための品々を運び込んだ、というのがとても気になりました。
    陵墓のお話から、古代ケルトの戦士の戦いぶりが怖かった、という話を思い出しました。勇敢に戦って死んだらその後は素晴らしい世界に行けると、死を恐れず、雄叫びを上げて突進…て、敵にしてみれば相当恐怖だったと思います。死生観、墓…改めて興味深いなと思いました。
    今回も付き合ってくださって有難うございました。

  • id:kainaomichi様
    コメントを残してくださって有難うございました。
    先日は力付けていただいて有難うございました。
    日本の化粧史も面白いのですが、世界が広すぎて、記事にしたくても追いつきません。でも面白いですよね。権威、まじない、意味はその都度いろいろあっても、時代が安定して余裕ができた時の「より良く見せたい!!」という化粧が特に興味深いです。
    香料などの輸出入も、当時の国同士の交流の様子がわかりますよね。
    今回も有難うございました。

  • 更新されるの楽しみにしていました😁✨
    エジプトは、豪華ですよね🥰💕
    女性なら絶対に憧れちゃいます🤭💕

  • 古代エジプト女性の「女子力」凄すぎますね‼️
    今の私のノーメイクな毎日を恥じてしまいます。
    ショートヘアーの髪の毛もだいぶ伸びてきました。
    カツラで隠したい⁉️

  • こうして見ると、けっこう充実した生活を送っていたように思えます。
    古代だからと舐めてかかったら、もったいないですね。
    スプーンやパレットの形が面白い。
    こりゃあ、私のスカラベも急がなければなりませんな。

  • この時代のお化粧…
    神様との対話用?身分の象徴?身を飾るだけ?
    時と場合によって使い分けられていたのかも?
    旦那様のマスクで旅立った奥様…
    無事、迷わずに次の世界へ行けたのかしら…。
    転生したら旦那様…
    「いぁ 違うし!!」って…ww

  • おはようございます😊
    素晴らしい✨副葬品ですね
    やはりご夫婦とも若いうちにお亡くなりになってるんですね✨
    コスメ道具、新しく作って一緒に埋葬されてるなんて本当高貴なご夫婦だったんですね
    カミソリや毛抜きまであったんですね〜
    なんだか今と基本変わらないメイク道具に驚きました(*´Д`*)
    しかし、化粧用スプーンといい、いろんな道具に装飾が施されて驚きました✨見せて頂いて嬉しいです✨ありがとうございます😊🌼💕

  • すごいな、エジプト(;’∀’)
    高度な生活、そして葬送や死生観に関しても、他の古代文明のようなドロドロした感じ(笑.もっと適切な表現は無かったものか)がなくて好感が持てる文明(笑)ですね。
    これまでの記事を読ませていただいても、庶民の意識が実にアッケラカンとした現代的感覚があって好きです(*’ω’*)
    タイムマシンで行ってみたいトコロ、ナンバー1ですね(*”▽”)

  • おはようございます(о´∀`о)
    素敵なメイクは素敵な道具から❗️
    今も昔も美に対する思いは変わらないんですね(*´꒳`*)
    カーさんとメリトさんご夫妻のミイラが無傷で、そしてたくさんの副葬品が出土したのはすごいですね❗️
    長い長い時を経て、現代に当時のエジプトを見せてくれるんですから(*´∀`*)
    私が勝手に抱くエジプトカラーがあって、『青』なんです。
    マスクの鮮やかな青、メイク道具にも綺麗な青があり、活気あるエジプトの街の頭上に広がる濃い青空、ナイルの青い色。
    後半は私の想像でしかありませんが、こうして当時のものを見ていると、エジプトの遙かな悠久の流れをすごく感じてワクワクしています(*☻-☻*)
    本当に素敵ですね(*☻-☻*)
    今回の記事もとても勉強になったし、エジプトの素晴らしさを改めて感じてワクワクしました❗️
    ありがとうございます(*´∀`*)
    ハンナさん、体調はいかがですか❓
    無理なさらずお過ごしくださいね(●´ω`●)

  • 青のコール入れ、欲しいなぁ。
    時々手に取って眺めたい気がします。

  • おはようございます。
    今日もお勉強になりました。
    ①この時代すでにかつらがあった。(笑)
    ②王様もメイクをしていた。
    ③メイク道具もかわいかった。o(^o^)o
    やっぱエジプトのグッズは配色といい、デザインといい個人的に好きですね。
    今日もお勉強になりました。o(_ _ )o

  • 死後の生活の存在を確信して、陵墓をそのプランに則って作る、というのは、絶大な王権のあった古代の国々では一般的だったのでしょうか。エジプト、中国、日本などに見られそうですね。

  • ググったら、日本では飛鳥時代に、やっと紅や白粉などが輸入されたみたいですが、その数千年前の古代エジプトの頃からメイクや美容の意識があったということに驚きました。すべての人がお化粧をできたかわかりませんが、いつの時代も「美しくありたい」「かっこよくありたい」は、共通の願望なんですね。楽しい記事をありがとうございました。

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