ウォレス・コレクション– tag –
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宮廷金工家 J・C・デュプレシス デザインのポプリ・ポット
18世紀ロココの時代、巨費を投じて作られた豪華な帆船型のポプリ容器、ポプリ・ア・ヴァイソー。 ポプリ・ア・ヴァイソー( pot-pourri à vaisseau ) 1764年 ウォルターズ美術館蔵 画像の上でクリックまたはタップすると大きい画像が出ます。また、画像... -
アントワーヌ・ヴァトー『朝の化粧』の貴婦人と目が合う
18世紀フランスの雅宴画や、女性服の「ヴァトー・プリーツ」などで知られる画家アントワーヌ・ヴァトー。今回は英国ウォレス・コレクションにあるヌード『朝の化粧』です。 『朝の化粧』( A Lady at her Toilet ) 1716年-1718年頃 アントワーヌ・ヴァ... -
フラゴナールが描く花束と手紙を持つ女性『ラヴ・レター』
軽やかで官能的なロココ絵画の最後を飾る画家フラゴナール。代表作である『ぶらんこ』がよく知られていますが、今回は、柔らかな光に満ちた室内で微笑む、メトロポリタン美術館のカワイイ女性の絵をご紹介します。 『ラヴ・レター(『恋文』)』(The Love... -
バスティーユ牢獄でお食事を
バスティーユ牢獄の食事が意外に豪勢だった、というハナシです。 バスティーユの見取り図 画像の上でクリックまたはタップすると大きい画像が出ます。また、画像の左下にある「引用元」のリンクをクリックしていただければ、元のファイルをご覧になること... -
1553年、9日間女王「レディ・ジェーン・グレイ」(前)
テューダー朝第4代、9日間だけの女王ジェーン・グレイ。 なぜジェーンが、ヘンリー8世の王女であるメアリーやエリザベスを差し置いて女王になったのか、主要人物の肖像画を使って解説します。 今回は前編です。 画像の上でクリックまたはタップすると大き... -
フラゴナール 『ベッドで犬と遊ぶ少女(ラ・ジャンブレット)』『読書する娘』『かんぬき』
18世紀フランス。その主題から、自分に依頼された仕事を断り、フラゴナールに仕事を回した画家がいました。 フラゴナールは代表作となる『ぶらんこ』を制作し、彼の『ぶらんこ』は美術史上に残る、ロココ絵画の傑作のひとつとなりました。 フラゴナールに... -
ロココ貴婦人のミュールとジャン・オノレ・フラゴナールの『ぶらんこ』
ロココ時代の貴婦人たちの足元って気になりませんか? 一体どのような靴を履いていたんでしょう? ドレスの下を、少し覗いてみたいと思います。 『ぶらんこ』 1768年頃 ジャン・オノレ・フラゴナール ウォレス・コレクション蔵 画像の上でクリックまた... -
フランソワ・ブーシェが描く 1756年の『ポンパドゥール夫人』とその衣装
1756年に描かれたポンパドゥール夫人の肖像画。 その衣装に見られる優雅で美しい「ピエス・デストマ」「アンガジャント」など、画像付きでご紹介します。 画像の上でクリックまたはタップすると大きい画像が出ます。また、画像の左下にある「引用元」のリ... -
ロココ時代の女性服 ヴァトー・プリーツ(ヴァトーの襞)
ヴァトー・プリーツ(ヴァトーの襞)という言葉があります。その由来となったヴァトーの絵画についてです。 『シテール島への巡礼』( Pèlerinage à l’île de Cythère ) 1717年 アントワーヌ・ヴァトー ルーヴル美術館蔵 画像の上でクリックまたはタッ... -
キャサリン・ハワード?ホルバインの細密肖像画(ミニアチュール / ミニアテュア)
イングランドの宮廷で活躍したドイツ出身の画家・ホルバインは、細密肖像画にもその才能を発揮しました。 ホルバインの作品のなかに、ヘンリー8世の五番目の妃だったキャサリン・ハワードではないかと言われている肖像画があります。 彼女の着けているネッ...
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