ナショナル・ギャラリー(ワシントン)– tag –
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デヴォンシャー公爵夫人が被るつば広の帽子「ゲインズバラ・ハット」
18世紀の画家トマス・ゲインズバラの『デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの肖像』。公爵夫人が被っている大きな帽子の名の由来と、同じ頃流行したモスリン製ドレスを... -
画家ヴァン・ダイクの名が付いたレースとヒゲ
「ヴァン・ダイク」と聞いて、思い浮かべるものはどれでしょう?画家アンソニー・ヴァン・ダイク、高級そうなレース、山羊のようなヒゲ、茶色の絵の具? 『チャールズ1... -
ブーシェの『ヴィーナスの化粧』『ヴィーナスの水浴』
2022年のメトロポリタン美術館展で『ヴィーナスの化粧』が来日しました。本作はポンパドゥール侯爵夫人のベルビュー城のために描かれた作品ですが、これと対になる『ヴ... -
『真珠の首飾りの少女』フェルメールの黄色い上着
フェルメールの37作品中、黄色いマントは6つの作品に登場します。この高級マントを身に着け、真珠のイヤリングにネックレスと、身繕いをする若い女性。視線の先には鏡が... -
ドレスの黄色と背景のブラウンが印象的なフラゴナールの『読書する娘』
黄色のドレスと美しい横顔が印象的な『読書する娘』。下絵の段階では横顔ではなく、こちらに顔を向けていました。 『読書する娘』( The Reader ) 1770年-1772年頃 ... -
19世紀のパリジェンヌ ジャン・ベローの『過ちのあとで』と「帽子屋」の女性たち
今回は19世紀の画家・ベローの物語画や風俗画に登場するパリジェンヌのファッションを楽しみましょう。 『過ちのあとで』( Après la faute ) 1885年-1890年頃 ジャ... -
「ヴェロネーゼのグリーンで」
今回は「色」の美しさを愛でたいと思います。 16世紀後半ヴェネツィア派を代表するパオロ・ヴェロネーゼの絵画を楽しみましょう。 『ルクレティア』 1580年-1583年頃... -
苦難の終わり フリッツ・フォン・ウーデの『つらい歩み(ベツレヘムへの道)』
苦難はきっと近いうちに終わる。つらい歩みの先にもう希望が見えています。ウーデ他、希望を感じられる絵を2点ご紹介します。 『つらい歩み(ベツレヘムへの道)』 189... -
フラゴナール 『ベッドで犬と遊ぶ少女(ラ・ジャンブレット)』『読書する娘』『かんぬき』
18世紀フランス。その主題から、自分に依頼された仕事を断り、フラゴナールに仕事を回した画家がいました。 フラゴナールは代表作となる『ぶらんこ』を制作し、彼の『ぶ... -
ルクレツィア・ボルジアの結婚記念画『神々の饗宴』
アルフォンソ・デステの注文で制作された『神々の饗宴』。神々の姿をしていますが、中央に描かれているのはルクレツィア・ボルジアとアルフォンソ・デステだといわれて...
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