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デヴォンシャー公爵夫人が被るつば広の帽子「ゲインズバラ・ハット」
18世紀の画家トマス・ゲインズバラの『デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの肖像』。公爵夫人が被っている大きな帽子の名の由来と、同じ頃流行したモスリン製ドレスを着た貴婦人たちの肖像画です。 ジョージアナ・キャヴェンディッシュ (デヴォンシャー公... -
チャールズ2世、「その当時最高の治療」を受ける。
あなたが王様なら選りすぐりの医師団による最高の治療を受けることができます。1685年のイングランド宮廷での話です。 イングランド、スコットランド、アイルランドの王チャールズ2世 1675年 ピーター・レリー ナショナル・ポートレート・ギャラリー蔵 ... -
ルーベンスのおすすめ「レリー・ヴィーナス」
大英博物館に収蔵されている、うずくまるヴィーナスの像。17世紀、チャールズ1世は巨匠ルーベンスの勧めでマントヴァ公から購入します。 『レリーのヴィーナス』(アフロディテ) 2世紀頃のローマン・コピー 大英博物館蔵 画像の上でクリックまたはタッ... -
カラヴァッジォとカラッチのコラボ『聖母被昇天』『聖ペテロの磔刑』『聖パウロの回心』
イタリア、チェラージ礼拝堂におけるカラヴァッジォとアンニ―バレ・カラッチの夢のコラボです。 チェラージ礼拝堂 『聖母被昇天』(カラッチ)、『聖ペテロの磔刑』『聖パウロの回心』(カラヴァッジォ) 画像の上でクリックまたはタップすると大きい画像... -
真珠が大き目?フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』
フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の耳飾り。通常の真珠より大きいんだそうです。 『真珠の耳飾りの少女』 1665年頃 フェルメール マウリッツハイス美術館蔵 画像の上でクリックまたはタップすると大きい画像が出ます。また、画像の左下にある「引... -
18世紀マイセンのホットチョコレート用ポット
18世紀マイセンの偉大な「モデラー」、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーの作品の中のホットチョコレート用ポット。 『チョコレートを飲むカップル』 1744年頃 ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(マイセン) メトロポリタン美術館蔵 画像の上でクリックまたは... -
ヴァイオリンを持ち、天を仰ぐオラーツィオ・ジェンティレスキの『ヴァイオリンを持つ若い女性』
画家アルテミジア・ジェンティレスキの父、オラーツィオ・ジェンティレスキ。デトロイト美術館にある「聖チェチリア」像です。 『ヴァイオリンを持つ若い女性(聖チェチリア)』 1611年-1612年頃 オラーツィオ・ジェンティレスキ デトロイト美術館蔵 ... -
4度もお持ち帰りされた、レンブラントの『ヤコブ・デ・ヘイデン3世』
その小さなサイズのせいで4度も盗み出されたレンブラントの絵画『ヤコブ・デ・ヘイデン3世の肖像』。 同じ年に描かれた、もうひとつの肖像画『マウリッツ・ホイヘンスの肖像』についてもご紹介します。 『ヤコブ・デ・ヘイデン3世の肖像』( Jacob III de ... -
実物は小さい、フェルメールの『レースを編む女』
フェルメール作品のなかで最も小さい『レースを編む女』。 画集等でご覧になってから実物を観られた方、絵を前に「小さっ!」と、思われませんでしたか? 私は思いました。 『レースを編む女』 1669年-1671年頃 ヨハネス・フェルメール ルーヴル美術館... -
レンブラントの2作品『パラス・アテナ』『甲冑の男』
物語性も感じさせる『パラス・アテナ』ですが、この絵は『アレクサンダー大王』を描いたものとされることもあります。今回はレンブラントの傑作『アリストテレス』『ホメロス』他、『甲冑の男』、『聖マタイと天使』と一緒にご紹介します。 『パラス・アテ...
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