フランソワ1世– tag –
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1559年6月30日午後、フランス王アンリ2世の事故
1559年、祝賀行事中に起きたフランス王アンリ2世の悲劇的な事故死。かつて、「ノストラダムスが予言した」ともいわれた事件ですが、今回はその騎馬槍試合とその後に行われた治療の様子について書かれた書籍をご紹介します。 アンリ2世 1553年頃 フランソ... -
ベンヴェヌート・チェリーニの黄金の塩容れ「サリエラ」
チェリーニが1543年にフランス王フランソワ1世のために完成させた、黄金の塩容れ「サリエラ」です。 サリエラ( Saliera ) 1543年 ベンヴェヌート・チェリーニ ウィーン美術史美術館蔵 画像の上でクリックまたはタップすると大きい画像が出ます。また... -
ルイ12世妃マリー・ダングルテールの「胎児管理人」
イングランド王ヘンリー8世の妹メアリー王女は、年の離れたフランス王ルイ12世と政略結婚します。しかしルイは結婚後わずか三ヶ月で急逝。果たしてメアリーは亡き王の子を妊娠しているのか? 当時の有名人がたくさん「出演」します。 メアリー・テューダー... -
16世紀、日本の銀が欧州に影響を与えたのかもしれない 『金融史がわかれば世界がわかる ―「金融力」とは何か』
16世紀のヨーロッパに、新大陸から大量の安価な銀が流れ込んできました。 大富豪だったフッガー家はスペイン王室に貸していた金が回収できなくなったことも重なり、没落します。 その銀の中には、日本が輸入品に支払った銀もあったかもしれません。 倉都康... -
1553年、9日間女王「レディ・ジェーン・グレイ」(前)
テューダー朝第4代、9日間だけの女王ジェーン・グレイ。 なぜジェーンが、ヘンリー8世の王女であるメアリーやエリザベスを差し置いて女王になったのか、主要人物の肖像画を使って解説します。 今回は前編です。 『レディ・ジェーン・グレイ』 1590年代 ... -
ネーデルラント17州総督マルグリット・ドートリッシュ(後)~1529年「貴婦人の和約」締結
ネーデルラント総督マルグリット・ドートリッシュの最大の功績と称えられる「貴婦人の和約」に至る道のりを見て行きます。 マルグリット・ドートリッシュ(1480年1月10日ー1530年12月1日) 1518年 ベルナールト・ファン・オルレイ ブルー美術館蔵 画像... -
ヴェルディの『ドン・カルロ』ヒロインのモデル、エリザベート・ド・ヴァロワ
ヴェルディのオペラ『ドン・カルロ』のヒロインのモデル、フランス王女、エリザベート・ド・ヴァロワ。 偉大な画家たちが描いたエリザベート・ド・ヴァロワの姿と、『ドン・カルロ』のモデルとなった人びとの史実の話と一緒に見ていきます。 途中、教科書... -
シストルムにカゴ 古代エジプトの女神バステトの「持ち物」
古代エジプトの神話に登場する猫の頭をした女神、バステト。 そのバステト神の「持ち物」(アトリビュート)を見て行きます。 古代エジプト展で猫頭の女神像を見つけたら、ぜひこの記事を思い出してください。 猫の小像 紀元前332年-30年頃 メトロポリ... -
香油とミイラ 古代エジプトのミイラの使い道
ミイラ作りには予算に応じて3つのコースがあったそうです。 ここでは富裕層向けコースと、後世におけるミイラの「使い道」について見て行きます。 カノポス容器 紀元前900年頃と紀元前800年頃の間 ウォルターズ美術館蔵 画像の上でクリックまたはタップ... -
アン・ブーリンはレオナルド・ダ・ヴィンチの姿を見掛けたか?
ルーヴル美術館の超目玉・レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』。いつ行っても人だかりの印象です。 イタリアの巨匠のこの絵が、なぜフランスのルーヴル美術館にあるのでしょうか。 そして同じ時期に、後にヘンリー8世妃となり斬首されることになるア...
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