オラニエ公– tag –

ウィレム1世以降のオランジュ(オラニエ)公の家系をオラニエ=ナッサウ家というが、ウィレム1世以来代々ネーデルラント連邦共和国の統領(総督)を出し、ウィレム3世(ウィリアム3世)はイングランド王も兼ねた。
1673年にルイ14世によってオランジュ公の城が破却され、オランジュ公国は1702年にフランス王国に併合されたが、以後もオラニエ公の称号は名目上のものとして用いられた。そしてオラニエ=ナッサウ家を現在まで続く王家としてオランダ(ネーデルラント)王国が成立すると、オラニエ公は王太子に与えられる称号となった。19世紀にオランダ系ボーア人が南アフリカに建国したオレンジ自由国もこのオレンジ=オランジュ(オラニエ)にちなむ。(wikipedia)