フランス国立図書館– tag –
フランスのパリを中心とした国立図書館。
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フランソワ・クルーエの肖像画で見る1500年代後半のフランス宮廷
1570年、神聖ローマ皇帝の長女アナはスペインに嫁ぎ、次女エリザベートはフランスに嫁ぎます。肖像画家フランソワ・クルーエの作品を中心にヴァロワ朝の人物を見ていき... -
ベリー公ジャンのいとも豪華なる塩入れ「ネフ」
ランブール兄弟の『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』。「1月」の絵に描かれている「ネフ」についてです。 『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』(1月) 1412年と1416年... -
メリュジーヌ伝説と『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』の3月
中世フランス王の弟で、「金持ちおじさん」であるベリー公ジャン1世がランブール兄弟に作らせた、『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』の3月の図。塔の上には何かが飛ん... -
ルイ9世のところの嫁姑問題 ブランシュ・ド・カスティーユとマルグリット・ド・プロヴァンス
多くのお宅に有りそうな「嫁と姑の問題」。ルイ9世のお宅の場合はこのような感じだったようです。 『フランス王聖ルイと小姓』 エル・グレコ 1590-1600年頃 ルーヴ... -
カトリーヌ・ド・メディシスとアイスクリームとジャム
フランス国王アンリ2世妃カトリーヌ・ド・メディシスが輿入れの際フランスに持ち込んだものは、フォークにお菓子にテーブルマナーでした。 未亡人姿のカトリーヌ・ド・... -
1670年代の髪形ハールーベアルー / ユルリュベルリュ(キャベツ巻き)とフォンタンジュ
女性のファッションに変化が現れてきた、1670年代。服や髪形に「過剰な装飾」が見られるようになってきます。 アンナ・マリーア・ルイーザ・デ・メディチ( Anna Maria ... -
デヴォンシャー公爵夫人が被るつば広の帽子「ゲインズバラ・ハット」
18世紀の画家トマス・ゲインズバラの『デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの肖像』。公爵夫人が被っている大きな帽子の名の由来と、同じ頃流行したモスリン製ドレスを... -
17世紀、貴婦人たちの食卓にフォークが無い
1600年代の貴婦人たちの食事風景です。彼女たちの食卓にナイフはありますが、現在私たちが日常的に使っているアレが無いようです…。 『夫の留守中の貴婦人たちの会話』... -
1559年6月30日午後、フランス王アンリ2世の事故
1559年、祝賀行事中に起きたフランス王アンリ2世の悲劇的な事故死。かつて、「ノストラダムスが予言した」ともいわれた事件ですが、今回はその騎馬槍試合とその後に行わ... -
ジャン=レオン・ジェロームの歴史画『灰色の枢機卿』
魅力的なハーレムの女性たちの絵で知られるフランスの画家、ジャン=レオン・ジェロームの歴史画『灰色の枢機卿』です。 『影の枢機卿』 1873年 ジャン=レオン・ジェ...
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