バロック– tag –
16世紀末から17世紀初頭にかけイタリアのローマ、マントヴァ、ヴェネツィア、フィレンツェで誕生し、ヨーロッパの大部分へと急速に広まった美術・文化の様式。
-
フェルメールの『地理学者』が着るは「ヤポンス・ロック」
フェルメールの絵画『地理学者』。絵のなかの男性が着ているガウンの正体とは? 『地理学者』( The Geographer, 1669 ) 1669年 ヨハネス・フェルメール シュテーデ... -
ルーベンスとヴィジェ=ルブランの「麦わら帽子」
英国ナショナル・ギャラリーで観られる、ルーベンスの「麦わら帽子」とエリザベート・ヴィジェ=ルブランによるオマージュ「麦わら帽子の自画像」。 【『シュザンヌ・フ... -
1670年代の髪形ハールーベアルー / ユルリュベルリュ(キャベツ巻き)とフォンタンジュ
女性のファッションに変化が現れてきた、1670年代。服や髪形に「過剰な装飾」が見られるようになってきます。 アンナ・マリーア・ルイーザ・デ・メディチ( Anna Maria ... -
女王クレオパトラが蛇に噛ませたのは胸?腕?
クレオパトラは自らの胸を毒ヘビに噛ませて自殺したと言われますが、彼女の腕には小さな刺し傷が二か所残っていたそうです。 『クレオパトラの死』( Selbstmord der Kl... -
デヴォンシャー公爵夫人が被るつば広の帽子「ゲインズバラ・ハット」
18世紀の画家トマス・ゲインズバラの『デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの肖像』。公爵夫人が被っている大きな帽子の名の由来と、同じ頃流行したモスリン製ドレスを... -
チャールズ2世、「その当時最高の治療」を受ける。
あなたが王様なら選りすぐりの医師団による最高の治療を受けることができます。1685年のイングランド宮廷での話です。 イングランド、スコットランド、アイルランドの王... -
ルーベンスのおすすめ「レリー・ヴィーナス」
大英博物館に収蔵されている、うずくまるヴィーナスの像。17世紀、チャールズ1世は巨匠ルーベンスの勧めでマントヴァ公から購入します。 『レリーのヴィーナス』(アフ... -
カラヴァッジオとカラッチのコラボ『聖母被昇天』『聖ペテロの磔刑』『聖パウロの回心』
イタリア、チェラージ礼拝堂におけるカラヴァッジオとアンニ―バレ・カラッチの夢のコラボです。 チェラージ礼拝堂 『聖母被昇天』(カラッチ)、『聖ペテロの磔刑』『... -
真珠が大き目?フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』
フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の耳飾り。通常の真珠より大きいんだそうです。 『真珠の耳飾りの少女』 1665年頃 フェルメール マウリッツハイス美術館蔵 画... -
18世紀マイセンのホットチョコレート用ポット
18世紀マイセンの偉大な「モデラー」、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーの作品の中のホットチョコレート用ポット。 『チョコレートを飲むカップル』 1744年頃 ヨハン・ヨ...
12