家で読書しよう!喜多川歌麿の『教訓親の目鑑・理口者(りこうもの)』

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読書家の女性に登場していただきました。お家で一緒に読書を楽しみましょう!

「教訓親の目鑑・理口者」 喜多川歌麿
「教訓親の目鑑・理口者」 喜多川歌麿

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目次

ポンパドゥール侯爵夫人ジャンヌ=アントワネット・ポワソン( Jeanne-Antoinette Poisson, marquise de Pompadour, 1721年12月29日-1764年4月15日)

『ポンパドゥール夫人』 フランソワ・ブーシェ 1756年 アルテ・ピナコテーク蔵
『ポンパドゥール夫人』 1756年 フランソワ・ブーシェ アルテ・ピナコテーク蔵

引用元:『ポンパドゥール夫人の肖像』

『ポンパドゥール侯爵夫人の肖像』 1758年 フランソワ・ブーシェ ヴィクトリア&アルバート美術館蔵
『ポンパドゥール侯爵夫人の肖像』 1758年 フランソワ・ブーシェ ヴィクトリア&アルバート美術館蔵

引用元:『ポンパドゥール侯爵夫人の肖像』

『ポンパドゥール侯爵夫人全身像』 1749年から1755年の間 モーリス=カンタン・ド・ラトゥール ルーヴル美術館蔵
『ポンパドゥール侯爵夫人全身像』 1749年から1755年の間 モーリス=カンタン・ド・ラトゥール ルーヴル美術館蔵

引用元:『ポンパドゥール侯爵夫人の全身像』

知的女性の代表ともいえるポンパドゥール夫人。

ポンパドゥール侯爵夫人ジャンヌ=アントワネット・ポワソンは、平民(ブルジョワ階級)出身でありながら、その美貌と知性でルイ15世の公式寵姫となった女性です。

彼女のサロンにはヴォルテールやディドロなどの啓蒙思想家や芸術家たちが集い、その結果18世紀のフランスには優雅なロココ文化が花開きました。

多くの貴族女性が本など読まない時代に、ポンパドゥール夫人は大変な読書家と知られ、彼女の蔵書は3525冊だったそうです。

そのジャンルは歴史、哲学、詩集と多岐にわたり、ブーシェやラ・トゥールの絵でも背後に百科全書などの書物が「当然のように」描かれています。

自室の本がきちんと並べられていないのは、召使いが整頓をサボっているから?

いえ、夫人がこれらの愛読書をしょっちゅう読んでいるから、なのだそうです。

ルイ15世王女マリー・アデライード・ド・フランス( Marie Adélaïde de France, 1732年3月23日-1800年2月27日)

『トルコ風の衣装のアデライード王女』 1753年 ジャン=エティエンヌ・リオタール ウフィツィ美術館蔵
『トルコ風の衣装のアデライード王女』 1753年 ジャン=エティエンヌ・リオタール ウフィツィ美術館蔵

引用元:『トルコ風の衣装のアデライード王女』

ルイ15世の王女のひとり、アデライード。

父の愛妾ポンパドゥール夫人やデュ・バリー夫人を嫌い、オーストリアから嫁いできたマリー・アントワネットをたきつけてデュ・バリー夫人と反目させました。

父親譲りの美貌の持ち主で、若い頃は大変美しかったそうです。

当時の王族や貴族女性には珍しく読書を楽しむ女性でした。

テューダー朝の才媛たち

少女時代のイングランド女王エリザベス1世 1546年頃 作者不明 ロイヤル・コレクション蔵
少女時代のイングランド女王エリザベス1世 1546年頃 作者不明 ロイヤル・コレクション蔵

引用元:エリザベス1世

キャサリン・パー 1545年頃 作者不明 ナショナル・ポートレート・ギャラリー蔵
キャサリン・パー 1545年頃 作者不明 ナショナル・ポートレート・ギャラリー蔵

引用元:キャサリン・パー

ヘンリー8世最後の王妃となったキャサリン・パー(Katharine / Catharine Parr, 1512年-1548年9月5日)は才媛として知られており、イングランド王妃として初めて本を書いています。

キャサリンは、庶子扱いされていたヘンリー8世の二人の娘、メアリーとエリザベスを宮廷に呼び戻し、再び王女の地位に戻すようにヘンリー8世に嘆願。

エドワード(エドワード6世)、エリザベス(エリザベス1世)を養育、教育します。

母アン・ブーリンを失っていたエリザベスはこの義母を深く尊敬し慕っていました。

キャサリンはメアリー(メアリー1世)とも親しく交際し、アン・オブ・クレーヴズ(ヘンリー8世4番目の王妃)の住む城を訪れては彼女の話し相手になっていました。

『レディ・ジェーン・グレイ』 1590年代 画家不詳 ナショナル・ポートレート・ギャラリー蔵
『レディ・ジェーン・グレイ』 1590年代 画家不詳 ナショナル・ポートレート・ギャラリー蔵

引用元:ジェーン・グレイ

メアリー1世によってロンドン塔で斬首された、在位9日間のイングランド女王ジェーン・グレイ(Jane Grey、1537年10月12日?-1554年2月12日)も、原語でプラトンを読みこなすなど、テューダー朝の非常な才媛のひとりでした。

ジェーンも一時キャサリン・パーの元に預けられていました。

『レディ・ジェーン・グレイの処刑』 1833年 ポール・ドラローシュ ナショナル・ギャラリー蔵
『レディ・ジェーン・グレイの処刑』 1833年 ポール・ドラローシュ ナショナル・ギャラリー蔵

引用元:『レディ・ジェーン・グレイの処刑』

日本の江戸時代代表「本を読む女」

「教訓親の目鑑・理口者」 喜多川歌麿
「教訓親の目鑑・理口者」 喜多川歌麿

「教訓親の目鑑・理口者」

世界の歌麿による教訓絵です。

『大江戸ものしり図鑑』(主婦と生活社) では曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』を挙げ、

(こうした)和漢混淆文わかんこんこうぶんにところどころ挿絵が入った読み物が読本よみほんで、(曲亭馬琴の『八犬伝』や『椿説弓張月ちんせつゆみはりづき』、上田秋成の『雨月物語』や『春雨』などが代表作とされる。

当時は読本は教養人向けの娯楽小説であって、一般人向きの黄表紙や合巻ごうかんよりも高級。本としてのつくりも値段も上。

花咲一男(監修). 『大江戸ものしり図鑑』. 主婦と生活社. pp.334.-335.

そしてこの絵について、

読んでいるは岡田玉山著「絵本太閤記」。一般の人にはなかなか読めない読本を読むから理口者。ちなみに左上に描かれたのが当時の眼鏡。

花咲一男(監修). 『大江戸ものしり図鑑』. 主婦と生活社. pp.334.-335.

英仏の素敵な知性溢れる肖像画と違い、寝転がったまま読書を嗜まれておられる江戸時代の女性。

こんなんだけどこの「理口者(りこうもの)」は、実は教養ある女性ということのようです。

喜多川歌麿の「教訓親の目鑑(きょうくん おやのめかがみ)」シリーズの全10図は、欠点の多い女性を鋭く評価・分析して、本人ではなく親への教訓に結びつけている新しい視点を持った教訓絵であった。

教訓絵(Wikipedia)

マリー=アントワネット=ジョゼフ=ジャンヌ・ド・アプスブール=ロレーヌ・ドートリシュ( Marie-Antoinette-Josèphe-Jeanne de Habsbourg-Lorraine d’Autriche, 1755年11月2日-1793年10月16日)

フランス王妃マリー・アントワネット 1788年 ヴィジェ=ルブラン ヴェルサイユ宮殿
フランス王妃マリー・アントワネット 1788年 ヴィジェ=ルブラン ヴェルサイユ宮殿

引用元:マリー・アントワネット

母や兄から勧められてもあまり読書が好きでは無かったという、フランス国王ルイ16世妃マリー・アントワネット。

本を手にした姿で描かれていますが、これは知的な、国母としてのイメージ。

反対に、読書家の夫ルイ16世は語学も堪能、理数系にも強かったそうです。

その後フランス革命によって幽閉の身となった夫妻は、時間と担当を決めて子供たちの勉強を見てやりました。

フランス王妃マリー・アントワネットとその子供たち 1787年 ヴィジェ=ルブラン ヴェルサイユ宮殿
フランス王妃マリー・アントワネットとその子供たち 1787年 ヴィジェ=ルブラン ヴェルサイユ宮殿

引用元:マリー・アントワネット

読む本が無いとお嘆きのあなた。

昔の教科書、お子様の教科書、以前行った旅行のガイドブック、料理のレシピ本はないですか?

とりあえず手に取りましょう。

楽しい本はあなたを別の世界に連れて行ってくれます。

難しい本なら格好の睡眠導入剤です。

今この瞬間を嘆く時間を終えたら、次の明るい未来を想像しましょう。

日本経済の為、世界の為に、すぐ動けるように体力を付けましょう。

精神を健康に保ちましょう。

快適に過ごせるように自分のスペースだけでも片付けましょう。

美味しい節約料理を作るも良し。スキルアップを図るも良し。旅行計画を練るも良し。

新たな資格試験にも立ち向かえるように、悪いひとやデマに騙されないように、私たちも先人たちのように、知性で武装しようではありませんか。

と、自分にいい聞かせています。

主な参考図書
  • 花咲一男(監修). 『大江戸ものしり図鑑』. 主婦と生活社.
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コメント

コメント一覧 (21件)

  • id:tannpopowatage様
    コメント残してくださって有難うございました。
    「難しい本は睡眠導入剤」、これ実体験なんです(笑)。
    他にも何故か途中で寝てしまう映画、オーディオブックもあります。手軽さと副作用無しがウレシイですね(^^♪。
    知性で武装は理想なのですが、実際には理想から遥かに遠く、「出来る」風味を何となく醸し出すのが精いっぱいです。すぐにそうでもないのがバレます。
    またお付き合いいただければ嬉しいです。
    有難うございました。

  • 難しい本は最高の睡眠導入剤。言い回しが知的ですね。聡明なお人柄がにじみ出ています。知性で武装できるよう知識を深めなくてはなりませんね。ありがとうございました。

  • しゅん (id:motorcycle_station)様
    こんばんはー。
    お疲れ様です。ついに在宅ですか。
    例え経済的には思うところがあっても、次の経済活動のために、感染を拡げないために、在宅の方が今はいいと思います。バイク雑誌、良いではありませんか♪お好きなもので癒しと気分転換。最高です。
    残念ながら、私たちの方は在宅とは(少なくとも当面は)ならないようです。手洗いと、ひたすらひとごみを避けることしかできませんね。
    記事の件は有難うございます(笑)。毎日眠くて頭が働かなくて、ブログの重たさを解消するための単純作業くらいしかできず、しかし途中でネットが止まるという状況でした。
    しかし履歴は残らなくても、実は外から皆様の記事は拝読しております。改めてお星さまを付けて参ろうか、と思っているところです(^^♪。
    しゅん様、どうかご自愛ください。
    またよろしくお願い致します。
    有難うございました。

  • こんばんはー。
    最近読書から遠ざかっています。
    バイク雑誌は少し見ますが、見るだけです。
    私もとうとう来週あたりから会社を休むことになりそうですので、
    読書にどっぷりつかろうかなと思っています。
    それから、ハンナさんの記事もじっくり拝見しようかなと
    思いっています。ハンナさんの記事は読みごたえがあるので、
    じっくり拝見します。
    ハンナさんも、コロナには十分ご注意くださいね。(^^)/

  • まどろみ (id:madoromi-life)様
    ご親切なお言葉を有難うございます。
    今週は遅番・夜勤で、スーパー閉店時間前の食材購入などで忙しかったのと、ブログの記事の重さを改善すべくいろいろいじっていました。そろそろ「生きてます」「まだ無事です」発信をしようかと思っていました(笑)。
    ご心配いただきとても嬉しいですが、まどろみ様こそ大丈夫ですか。
    私は出勤自粛となれば当然生活費には困りますが、今日この瞬間、先がまだ分からないのに、ここでくよくよしても気持ちが塞ぐだけ。暇になったら数十年ぶりに裁縫でマスクでも作るかな、と無謀なことを思っております。あ、全然読書じゃないじゃん(笑)
    夜勤終わり次第まどろみ様の所にもまたお邪魔致します。🍩差し入れです。
    有難うございました。

  • えんちゃんぐ (id:ennchang)様
    私も何故かご縁のある数字があります。えんちゃんぐさんは415なのですね。
    それじゃもうじき、えんちゃんぐさんにとって良いことが起こるかも…。
    その時は是非お裾分けをお願い致します×100

  • ko-todo (id:ko-todo)様
    コメント有難うございます。(お礼に🍩差し上げます)
    そうそう、あのリーゼントな髪形ですね。ドレスなど見ても、この女侯爵様は芸術に造詣が深いこともあってか、とてもセンスがよろしくていらっしゃいます。肖像画の小さなまとめ髪がまたとても知的に見えます。
    私など髪形よりパン屋さんが先に浮かんでしまいました。
    明日どうなるのか、私も常に不安です。仕事、感染、持病、家族、と考え出すと挫けそうですが、こうした生存確認、近況報告も兼ねての発信にコメントなどいただくと少し心が強く保てます。有難うございます。
    そして、家でじっとしながら知識を貯め込み、いつか使う日を待ちましょう。
    またどうかお付き合いくださいますようお願い致します。
    (近況:ko-todo様にご助言いただいてから、少しずつ記事の重さを軽くして行っています。
    夜勤が終わり次第、ko-todo様のブログにお邪魔してゆっくり読ませていただきます(^^♪。もうちょっと待っててくださいね💛)

  • ハンナさん、こんばんは☆(#^.^#)☆お疲れになっていませんか?
    ルイ15世の時代も愛人ですら貴族階級が当たり前でしたが、
    平民から愛人になるには、見た目の美しさだけではとてもなれるはずがなく、
    教養とユーモアあふれる人だったということでしたね。
    昨夜ハンナさんの所へ来て、気になっていましたが、
    今夜こうしてお元気そうなステキな記事を目にしてホッとしております☆
    ますます状況は悪化する一方ですが、ご家族が本当に心配になります。
    ハンナさんのひた向きさがあれば諦めずに頑張れるはずですから、
    気持ちをしっかり保って前向きに参りましょう♬
    お返事はお気に為さらないで下さいね。
    今夜もステキな記事に感謝しています♬(#^.^#)♬

  • あ…ごめんなさい。
    亡くなった日と一緒なのでした。
    なにげに、日常で415に出会う事が沢山あります。
    ふと時計を見ると4:15はしょっちゅうですし、縁がある数字だったりします。
    不思議な縁は大切にしたいものです。
    いつもありがとうございます😊

  • 1枚目のお衣裳が美しい^^
    ポンパードール夫人なのに、髪がポンパドールじゃないなどと、どうでも良い事にばかり目がいく芸術音痴で、かたじけない^^;
    読書でも映画でも…
    無料配信を使える方は、そちらで楽しむという手も…。
    知識は財産。
    この機会に財産をため込むのも良いかもですね^^

  • えんちゃんぐ (id:ennchang)様
    間が空いてしまって申し訳ありません。
    スクールは残念ですが、明けない夜はない、止まない雨はない、と今は耐えましょう。全部コロナが悪いんです。
    「嵐の中でも時は過ぎる」とある有名人が言ったように、どんな状況下でも時間は過ぎて行きます。少しでも次のスタートダッシュが有利であるように、自主勉強です。
    頑張るえんちゃんぐさんは素敵です。
    更にあの美女と同じ誕生日なんて羨まし過ぎです。
    仰るように、50年、100年、200年なんて、本当にあっと言う間ですね。早くこの嫌な時期も歴史になって欲しいです。
    今日も読んで下さって有難うございました。

  • 読書がなかなか進まない自分ですが、ハンナさんのブログはじっくり読んじゃいます。
    じっくり読まないと脳みそが追いついて来ないほど、未知の世界のお話が満載です♪
    もうすぐポンパドゥール夫人の命日ですね。
    自分の誕生日なので、なんとなく記憶に残っていました。
    短い人生でしたが、とっても濃い一生だったんだろうなぁ…
    美し過ぎる美貌に、美しい衣装。
    300年と考えると、世の中はあっという間に過ぎてしまっているようですが、今では想像もつかない「日常」があったのでしょうね。
    とても興味深く感じました。
    通い始めたスクールも、とりあえず延期。
    いつ再開するのやら…。
    ですが、テキストはめげずに読み進めていきます(^^)

  • kainaomichi(id:kainaomichi)様
    とても貴重な、素晴らしいコメントを頂き、有難うございます。
    その年代、その状況によって、どんなに良書と言われるものでも、ちっとも刺さらないし響かないことってあると思います。
    娯楽として、教養として、勉強としての読書とかたちは様々で、もし言われるままに嫌々やっていたとしても、その小さな積み重ねがあったからこそ、仰っていたような本に出逢わせてくれたのだと思います。
    現在のkainaomichi様を創り上げた本たちに感謝します。
    私はとてもつらいことがあった時、英語やドイツ語を勉強しました。何か気を紛らわすものが必要で、取りあえず単語を無心に書いて行きました。
    そして、きっといいことが先にある、検定試験にも合格するし、遊学先で新しい友達も出来ると信じてやりました。
    今はそれ以上につらい時期ですが、これが過ぎればきっといい未来がまた来ると思うようにしています。
    お教えするようなことはほとんどありませんが、一緒に頑張りましょう。
    有難うございました。

  • 私も読書は嫌いで、社会人になるまで本を読んだことがありませんでした。上司があるとき本を持ってきてこれを一緒に読もうと言ってくれた本(経営者の自叙伝)がとても面白くて、本の素晴らしさに目覚めました。あのきっかけがなかったらと思うと恐ろしいですし、今の人生はなかったと思います。ハンナさんの「自分への言い聞かせ」を、勝手ながら私自身の言い聞かせにもさせて頂きます。
    またいろいろ教えて下さい。

  • schun (id:schunchi2007)様
    さすが音楽家は目の付け所が「衣裳」でいらっしゃいますね!
    テレワーク推進中の中、日本経済の一端を守るため、私はこれから出勤ですが、読書に飽きたらドレスのコスプレもアリかと思います。
    『レディ・ジェーンの処刑』も私にとってはロンドンでの思い出の一枚です。邦訳が出てない本も辞書を引きながら一生懸命読みました。
    目に留めていただいて有難うございました。

  • こんにちは。
    読書の土日ですねo(^o^)o
    斬首が題材となっているってすごいですね。
    しかも女性は17歳。
    当時では成年なんでしょうが、
    いたたまれませんね。
    それにしてもやっぱり豪華なお洋服に
    つい目がいってしまいました(笑)

  • 森下礼 (id:iirei)様
    有難うございます。
    私も「夫人」表記は「?」と思いますが、取りあえず日本で「一般的に書かれている」ものに従っております。
    記事にするたび言及する方がいいのかと思っていますが、「フランソワ・ブーシェが描く 1756年の『ポンパドゥール夫人』とその衣装」https://hannaandart.com/entry/2020/01/31/040723では少し書きました。
    ほんとにどうしようかなと考え中ではあります。でもそうしたご指摘は本当に嬉しく、貴重で有り難いです。
    テレワーク推進中ではありますが毎日普通に出勤しており、なかなか森下様のブログにもお邪魔できない日が続いております。
    今私に出来ること、それは「雑学サイコー!!」と声を大にして言うことかと。
    有難うございました。

  • 伺って納得しました(*´ω`*)
    あれ?ジェーングレイ、以前も記述書かれてたような💦伺った覚えあるような、、💦
    すいません💦もの覚えが自信なくて、ちょっと読み返してみます💦教えてくださってありが豆板醤なり✨(=^x^=)

  • いろいろ研究されますね。私の場合は読書の成果が「雑学」に収れんしちゃうようで、体系的な教養には必ずしもつながらない欠点があります。
    ただ今回の貴ブログにちょっと言い足せるとすると、「なぜ、ポンパドゥール夫人は女性なのに”夫人”か?」ということです。「夫」はもちろん男性のことですが、この「夫」は「扶養」の「扶」がもとにあるということらしいです。「愛する男性を、助ける」というのが語源だったようです。・・・これが雑学の雑学たるゆえんです。

  • Pちゃん (id:hukunekox)様
    こんにちは。
    今日もご来店誠に有難うございます💛
    政治背景は異なりますが、ジェーン・グレイは女王に即位させられた挙句、17歳で処刑されています。とても頭のいい少女だったそうです。
    ポンパドゥール夫人はやっぱり国王のカノジョですから、それなりの装いでなくてはならなかったと思いますが、ドレスが超豪華そうですよね。一個欲しいです。貰えたら、売って家計の足しにしたいです。
    今日も見てくれてありが糖分💛🍩

  • こんにちは😃
    全ての絵に興味持って見てましたぁw
    本を読んでる才女の方々、
    強烈なのはジェーン.グレイ!9日間?の在位だったんですね、マリーアントワネットと同じ悲劇の斬首なんて💦
    全然関係ないですがポンパドール夫人違う服で何枚も絵を描かせるなんてよほど愛されてたのかと勝手に想像してましたw

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