19世紀– tag –
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ミレーの『塔の中の王子たち』
石の階段を降りてくる人影…。若い王子たちを待ち受ける運命とは。 『塔の中の王子たち』( The Princes in the Tower ) 1878年 ジョン・エヴァレット・ミレー ロン... -
プシューケーとクピドの物語 主な絵画とカノーヴァの彫刻
今回は、神話に登場するプシューケーとクピド(アモール)の物語です。主要な絵画作品と、イタリアの巨匠カノーヴァの彫刻を観て行きます。 『アモールとプシュケ(アモ... -
フランソワ1世母后 ルイーズ・ド・サヴォワ
国王フランソワ1世を溺愛し、陰から動かしていたとされる母后ルイーズの、「貴婦人の和約」に至るまでの活躍を見ていきましょう。 ルイーズ・ド・サヴォワ 16世紀 Éco... -
風景の中に佇む王『狩場のチャールズ1世』(ヴァン・ダイク作)
なぜイングランド王の絵がフランスの美術館にあるのでしょうか?ルーヴル美術館の、アンソニー・ヴァン・ダイクの『狩場のチャールズ1世』を解説します。 『狩場のチャ... -
小舟に乗る『シャロットの乙女』(ウォーターハウス作)
騎士ランスロットに惹かれ、運命に抗うように小舟で漕ぎ出す乙女の絵。ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの『シャロットの乙女』です。 『シャロットの乙女』 1888... -
新古典主義とロマン主義の融合『エステルの化粧』(シャセリオー作)
新古典主義の巨匠アングルに学びながらロマン派のドラクロワの色彩に惹かれる、早熟の天才テオドール・シャセリオー。旧約聖書の『エステル記』から、色香漂うエステル... -
神話のクライマックス場面『アモールのキスで目覚めるプシュケ』(カノーヴァ作)
愛するアモールに手を伸ばす、その一瞬を切り取ったカノ―ヴァの傑作『アモールのキスで目覚めるプシュケ』。ルーヴル美術館内の展示風景が見られる動画もご紹介していま... -
19世紀の画家が描くジャンヌ・ダルクの甲冑と1429年時の武具の値段
甲冑の乙女、ジャンヌ・ダルク。フランス救国の「ラ・ピュセル」の武具のお値段とは? 『ジャンヌ・ダルク』( Joan of Arc ) 1865年 ジョン・エヴァレット・ミレー... -
ミレーの『オフィーリア』が後の画家に与えた影響
英国テート・ブリテンにあるミレーの『オフィーリア』。モデルとなったリジー・シダルは1855年のパリ万博でこの絵と再会しました。 『オフィーリア』( Ophelia ) 185... -
19世紀の歴史画に描かれたカスティーリャ「狂女王」フアナ
神聖ローマ皇帝カール5世の生母、カスティーリャ女王フアナ。19世紀の絵画で、フアナの人生を辿ります。 『狂女王フアナ』( Doña Juana "la Loca" ) 1877年 フラン...