コンデ美術館– tag –
コンデ美術館は、パリから40kmほど北のシャンティイ(オワーズ県)にあるフランスの美術館。
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アン・ブーリン マルグリット・ドートリッシュの私設学校への留学
イングランド王ヘンリー8世の2番目の王妃となったアン・ブーリンはフランス語に堪能でした。10代でネーデルラント総督マルグリット・ドートリッシュの宮廷に留学し、後... -
アン・ブーリンはレオナルド・ダ・ヴィンチの姿を見掛けたか?
ルーヴル美術館の超目玉・レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』。イタリアの巨匠のこの絵が、なぜフランスにあるのでしょうか。 『モナ・リザ』 1503年-1506年頃... -
15世紀の寵姫アニェス・ソレルのファッション(ジャン・フーケの『ムランの聖母子』)
美しいバストが自慢だった、フランス王シャルル7世の公式寵姫アニェス・ソレル。宮廷で彼女が着ていたドレスとは。 『ムランの聖母子』 1450年代前半 ジャン・フーケ... -
蛇舌石 かえる石 毒殺を防ぐための道具
かつて毒殺を恐れた人々は珊瑚のお守りを身に着けたり、蛇舌石やかえる石(トード・ストーン)といったものを毒殺を防ぐ道具として用いました。そのかえる石、一体どの... -
ルイ15世の食堂を飾った、ジャン=フランソワ・ド・トロワの『牡蠣の昼食』
フランス国王ルイ15世の食堂に飾られていた『牡蠣の昼食』。楽しそうに歓談するひとたちのうち、数人の視線が空中のある一点に集中しています。彼らは一体何を見ている... -
貴婦人の首元に咲く車輪のようなラフの花
ラフ、カートウィール・ラフ、リバト、エリザベス・カラー、メディチ・カラー、レタス襟など、16世紀から17世紀の襟のいろいろ。 『侯爵夫人ブリジダ・スピノラ・ドーリ... -
17世紀、貴婦人たちの食卓にフォークが無い
1600年代の貴婦人たちの食事風景です。彼女たちの食卓にナイフはありますが、現在私たちが日常的に使っているアレが無いようです…。 『夫の留守中の貴婦人たちの会話』... -
1559年6月30日午後、フランス王アンリ2世の事故
1559年、祝賀行事中に起きたフランス王アンリ2世の悲劇的な事故死。かつて、「ノストラダムスが予言した」ともいわれた事件ですが、今回はその騎馬槍試合とその後に行わ... -
馬から下りている人物の絵(レノルズの『ジョージ・K・H・クースメイカー大尉』とヴァン・ダイクの『狩場のチャールズ1世』)
メトロポリタン美術館の収蔵品『ジョージ・K・H・クースメイカー大尉』の肖像画です。 この「下馬している人物」の絵のルーツは、ヴァン・ダイクの傑作『狩場のチャール... -
肖像画に見る1500年代前半の首飾りとメアリー1世の真珠「ラ・ペレグリーナ」
1500年代の首飾りと、その持ち主たち。後半に持ち主たちの所属する王室、婚姻関係の状況をまとめました。 イングランド女王メアリー1世(1516年-1558年) 1554年 ア...