神話・伝説・伝承・聖書– tag –
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オーギュスト・クレサンジェの『蛇に噛まれた女』とカバネルの『ヴィーナスの誕生』
オルセー美術館にある、彫刻『蛇に噛まれた女』。この彫刻のモデルである完璧なプロポーションの持ち主はどなた? 『蛇に噛まれた女』( Femme piquée par un serpent ... -
フランチェスコ・アイエツの『水浴のスザンナ』とドミニク・アングルの『グランド・オダリスク』
19世紀イタリアの画家フランチェスコ・アイエツの『水浴のスザンナ』と『オダリスク』。アイエツに影響を与えたドミニク・アングルの『グランド・オダリスク』も掲載し... -
蛇舌石 かえる石 毒殺を防ぐための道具
かつて毒殺を恐れた人々は珊瑚のお守りを身に着けたり、蛇舌石やかえる石(トード・ストーン)といったものを毒殺を防ぐ道具として用いました。そのかえる石、一体どの... -
ポール・ドラローシュ 最後の作品『若き殉教者』
両手を縛られ、川を流れていく若い殉教の乙女の絵画です。その他英国史を描いた『レディ・ジェーン・グレイの処刑』と『クロムウェルと棺の中のチャールズ1世』『ロンド... -
女王クレオパトラが蛇に噛ませたのは胸?腕?
クレオパトラは自らの胸を毒ヘビに噛ませて自殺したと言われますが、彼女の腕には小さな刺し傷が二か所残っていたそうです。 『クレオパトラの死』( Selbstmord der Kl... -
「東洋」を描いた画家ジャン=レオン・ジェローム
自分たちのいる世界とはまた違った、エキゾティックなものや風習って惹かれますよね。 19世紀、通常は入れないハーレムやそこに住むオダリスクたちを「想像で」リアルに... -
なぜ「ゴマ」なのか?『アリババと40人の盗賊』の呪文
「アラビアンナイト」の『アリババと40人の盗賊』、の中の呪文「開け、ゴマ!」。なぜ「ゴマ」なのか。昔から不思議に思っておりました。諸説ある中からひとつ、英国で... -
ブーシェの『ヴィーナスの化粧』『ヴィーナスの水浴』
2022年のメトロポリタン美術館展で『ヴィーナスの化粧』が来日しました。本作はポンパドゥール侯爵夫人のベルビュー城のために描かれた作品ですが、これと対になる『ヴ... -
ブーシェに『ヴィーナスの勝利』を注文したスウェーデンの伯爵
18世紀ロココの画家フランソワ・ブーシェが制作した『ヴィーナスの勝利』。実に美しい絵画です。ブーシェに絵を注文したのはスウェーデンのテッシン伯爵でした。 『ヴィ... -
『魔法円』『キルケ』ウォーターハウスが描く魔法使いたち
神話や伝説の中の美女を多く描いた19世紀英国の画家ウォーターハウス。今回は『魔法円』『キルケ』を掲載しました。彼女たちの美しい衣裳もご覧ください。 『魔法円』(...