ロココ– tag –
美術史で使われた用語で、バロックに続く時代の美術様式を指す。18世紀、ルイ15世のフランス宮廷から始まり、ヨーロッパの他国にも伝えられ、流行した。
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眠るニンフに近づくサテュロス(ヴァトー作)
18世紀ロココ絵画の先駆けとなったアントワーヌ・ヴァトー。今回は小説の表紙に使われた神話画『ニンフとサテュロス(ユピテルとアンティオぺー)』です。 『ニンフとサ... -
ジャン=バティスト・パテルの雅宴画『イタリア喜劇の役者たちの集い』
アントワーヌ・ヴァトーの弟子だった画家パテルの作品。師匠と同じように役者たちの姿を描いています。 『イタリア喜劇の役者たちの集い』( Réunion d'acteurs de la C... -
輿入れ前のマリー・アントワネットを描いた画家ジョゼフ・デュクルー
フランスに輿入れが決まった、皇女マリー・アントワネット。彼女の肖像画を描きにやって来たフランスの画家ジョゼフ・デュクルーは大家族の女帝一家を見て、自分はどの... -
ルーヴル美術館にある『ポンパドゥール侯爵夫人』の肖像(ブーシェ作)
ポンパドゥール侯爵夫人の肖像といえば、アルテ・ピナコテークにあるブーシェの肖像画やルーヴルにあるラ・トゥールの肖像画を思い起こしますよね。今回はそれらよりも... -
デュ・バリー夫人による注文『壊れた甕』(グルーズ作)
ジャン=バティスト・グルーズの有名な作品、『壊れた甕』。愛くるしい少女の身に起きたことを、描かれたモチーフから読み解きます。 『壊れた甕』( La Cruche cassée ... -
ヴィジェ=ルブランによる1778年のマリー・アントワネットの肖像画
なかなか良い肖像画家に巡り合えなかったマリー・アントワネット。1778年、同い年の画家ヴィジェ=ルブランと出会い、あの有名な肖像画が描かれます。 マリー・アントワ... -
18世紀セーヴル磁器絵の職人シャルル=二コラ・ドダン
フランソワ・ブーシェ風のクピドや中国趣味の絵付けを得意とした、セーヴル王立磁器製作所の職人シャルル=二コラ・ドダン(1734年 - 1803年)。18世紀フランスの王侯貴... -
ルーヴル美術館で観るデュ・バリー伯爵夫人ゆかりのもの
国王ルイ15世の愛人としてヴェルサイユに君臨したデュ・バリー夫人。彼女自身の胸像や肖像画、彼女が注文したり購入したりした作品を掲載しました。 デュ・バリー夫人胸... -
フラゴナール 『ベッドで犬と遊ぶ少女(ラ・ジャンブレット)』『かんぬき』
美術史上に残るフラゴナールの傑作『ぶらんこ』他、『ラ・ジャンブレット』『読書する娘』なども掲載。 『ベッドで犬と遊ぶ少女(ラ・ジャンブレット)』 1765年-1772... -
ロココ貴婦人のミュールとジャン・オノレ・フラゴナールの『ぶらんこ』
ロココ時代の貴婦人たちの足元って気になりませんか?一体どのような靴を履いていたんでしょう? ドレスの下を、少し覗いてみたいと思います。 『ぶらんこ』( The Swin...