衣裳・髪形・香料・宝飾品– category –
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ジョルジュ・ド・ラトゥールの絵画『いかさま師』の中の「袖」
ルーヴル美術館とキンベル美術館にあるジョルジュ・ド・ラ・トゥールの『いかさま師』。一枚の絵の中に見られる登場人物たちの「袖」のいろいろです。 『ダイヤのエース... -
トトメス3世妃の頭飾りと東京国立博物館所蔵「婦人頭飾断片」
古代エジプト、新王国時代の墓から出土した、トトメス3世妃の頭飾りについて。これと似た飾りが上野の東京国立博物館にあります。 トトメス3世妃の頭飾り 第18王朝(新... -
画家ヴァン・ダイクの名が付いたレースとヒゲ
「ヴァン・ダイク」と聞いて、思い浮かべるものはどれでしょう? 画家アンソニー・ヴァン・ダイク、高級そうなレース、山羊のようなヒゲ、茶色の絵の具? 『チャールズ1... -
貴婦人の首元に咲く車輪のようなラフの花
ラフ、カートウィール・ラフ、リバト、エリザベス・カラー、メディチ・カラー、レタス襟など、16世紀から17世紀の襟のいろいろ。 『侯爵夫人ブリジダ・スピノラ・ドーリ... -
1645年以降行方不明 エリザベス1世が着けた宝石「スリー・ブラザーズ」
1645年以降行方知れずになっている、肖像画のなかのエリザベス1世が着けていたジュエリー「スリー・ブラザーズ」の話。 『アーミン・ポートレート』 1585年頃 ジョー... -
『真珠の首飾りの少女』フェルメールの黄色い上着
フェルメールの37作品中、黄色いマントは6つの作品に登場します。この高級マントを身に着け、真珠のイヤリングにネックレスと、身繕いをする若い女性。視線の先には鏡が... -
真珠が大き目?フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』
フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の耳飾り。通常の真珠より大きいんだそうです。 『真珠の耳飾りの少女』( Meisje met de parel ) 1665年頃 ヨハネス・フェル... -
ベンヴェヌート・チェッリーニによる黄金の塩容れ「サリエラ」
チェッリーニが1543年にフランス王フランソワ1世のために完成させた、黄金の塩容れ「サリエラ」です。 サリエラ( Saliera ) 1543年 ベンヴェヌート・チェッリーニ ... -
切手になったイケメン神官デニトエニアメン
「大英博物館の顔」のひとつとして、2003年発行の大英博物館250周年記念の切手のデザインに選ばれた、神官デニトエニアメンの棺です。彩色が素晴らしいですね。 デニト... -
後ろ手に隠す手紙、ジョン・エヴァレット・ミレーの『私を信じて』
英国のヴィクトリア女王の時代は男性優位、父親の権力が強い時代でもありました。 『オフィーリア』で知られるジョン・エヴァレット・ミレーが1860年代の初めに描いた、...